授業科目名

 卒論

担当者名

 野中 公子

[授業内容]

身近な生活を見つめ直し、テーマ探しから始めます。同時に、既存の情報源からばかりでなく、自らが足を運んで、企業や自治体等の現場を取材し、現代が抱える問題を肌で感じる機会をできるだけ持ちます。生活デザイン専攻生の論文は、地に足の着いた提案性のある研究が期待されますので、研究を進めていく過程で具体的な提案が出てくれば、製作することもまれではありません。以下に例を示します。

これまでの野中卒論(抜粋)

テーマ

論文主旨

製作内容

緑茶さいこう

ペットボトルのお茶が日常的に飲まれている中、日本茶の良さを再考する。

それを同世代にアピールするための冊子を製作

立川市のゴミ事情

地元立川市が、リサイクル先進都市であることを再確認するが、ゴミの分別が徹底しない問題点も浮き彫りに。

複雑なゴミの出し方が検索でき、市民との双方向のコミュニケーションが速やかにとれるホームページを製作

毛糸の二生

毛糸のセーター類は、古くなれば、ほどき再び編みなおされ、大切にリサイクルされてきたが、今では捨てられている。毛糸リサイクルに焦点を当てる

着なくなったセーターをほどいたり、フエルト化したりして、別の衣類や小物に蘇らせた

 

 [授業計画]

1.テーマ検討

2.文献・ビデオ・インターネットで情報検索

3.テーマに沿って、自治体やメーカーなど現場を訪ね、識者の意見を聞く

4.論文執筆

5.作品製作(人による)

 

[評価方法]

机上ではなく、現場に目を向け真摯にテーマを追い求めたか。情報にオリジナリティーはあるか。

論文はわかりやすいか。明快に発表できたか。

[テキスト]

私達の環境学 上智大学エコ・テキスト作成グループ 駿河台出版社

[参考文献]

授業の中で紹介します。