授業科目名 |
商品企画・情報論 |
担当者名 |
野中 公子 |
[授業内容] 普段何気なく使っている全ての物が生まれ出るまでには、それを作った人々の創意工夫の積み重ねがある。仕事としての頑張りや喜びがある。前期は、この「物作りの原点」を、メーカーの開発第一人者に語ってもらう。今年は5社に協力を仰ぐ。 学生は、「ヒット商品」の影には、 ◆戦略を練るための的確な情報収集 ◆商品を市場に投入するまでのたゆまぬ研究 ◆粘り強いアプローチ ◆管理された生産体制 などがあることを知るだろう。「次の流行はこれだ」「次はこういう時代だ」と一歩先の提案型の商品企画はもはや成功しないのである。 後期は、消費者サイドに立ってとしてニーズを見出し、前期のレクチュアを踏まえて、企画提案を自ら試みる。メーカーの協力が得られた場合には、創り手(メーカー)との協働作業を通して問題解決をしていく「ワークショップ型」の開発アプローチを体験する。 [授業計画] 1.ガイダンス:暮らしの中の物モノもの 2.メーカー第一線の開発担当者に聞く商品開発・販売促進・環境との共生 3.商品の歴史をたどり、商品を研究する 4.開発アプローチ実践 5.学生のプレゼンテーション [評価方法] 提出レポート プレゼンテーション評価 [テキスト] 特になし。必要に応じて資料を配布する。 [参考文献] 商品テスト誌 「TwoWay」「Core」「たしかな目」 小野清美著「アンネナプキンの社会史」他 |